「三つ峠のウチョウラン」
河口湖大橋を越えて笛吹市に向かい、「御坂峠」の登山口から「三つ峠」にまた登ってきた。ここは大好きな花の山で毎年2〜3回は登るからもう30回以上になるかな。6月の「アツモリソウ」と「カモメラン」に続いて先週は「ウチョウラン」の原種に会いに行った。漢字だと「羽蝶蘭」と書いてじつに美しい響きがするでしょ。この花に私は夢中で「有頂天」になってしまいそう。新たな園芸種が次々と改良されていてこの「高嶺の花」は驚くほどの「高値の花」だ。
「三つ峠」の山頂には山小屋が2軒あって、それぞれ野草の保護活動に熱心だ。ウチョウランは乱獲のせいで絶滅危惧種になってしまい、自生の原種が見られるのはこの山しかない。山頂直下の大きな岩壁「屏風岩」はロッククライマーたちの格好の練習場で、その岩肌にいくつか自然のままに咲いているのだ。花の一株ごとに白いプレートを添えて盗掘を防いでいるが・・・
2年生のKA君は前回、文の誤りを見つける問題で、I couldn’t help disappointing when he failed the test. 「彼が試験に落ちた時私はがっかりしないではいられなかった。」は「がっかりする」は受動態で書くから「動名詞形」でbeing disappointedが正しい。今日はいろいろな語句の「強調」の仕方を勉強した。特に、「否定」はnot ‥at allと同じ意味でnot・・in the least(少しも・・でない)を覚えておこう。語句整序ではI have never heard such an impressive speech as this. で「such〜as〜」に注意して、「このような素晴らしいスピーチは聞いたことがない」とする。例を羅列する働きのsuch as A, B and C (たとえば、ABCのように)と混同しないこと。
YAさんは前回「書き換え問題」をやった。This is the most impressive speech I have ever heard.という最上級の英文をsuch〜as〜を使って書き換えるには、I have never heard such an impressive speech as this.とすればいい。KA君の問題と同じ文になるね。今日は「強調構文」 It is 〜that・・をやった。It was not until about the year 1100 that paper was made in southern Europe. 「南欧で紙が作られたのは1100年ころ以降のことだった。」でも、「〜年以前ではない」が強調されているから、「〜年になってからのこと」と和訳するといいね。
御殿場教室の3年生SI君が出席したので帰りは御殿場駅まで送ってあげた。前回は「関係詞」の連続用法を使う英文の和訳が難しかった。The languages of western Europe are divided into three branches, each of which has made considerable impact on English. 「西欧の言語は3つに枝分かれしている。そして、そのそれぞれが英語にかなりの影響を与えた。」のようにカンマの後は、And each of them has・・と別の文を独立させて和訳するといい。今日は「東大」や「津田塾大」の和文英訳を中心にやってみた。
ご父兄の皆様へ・・・今日は会場の都合で29日(木)を27(火)に変更して実施しました。 尾上
(追記)元気なお年寄りたちの趣味は、囲碁・将棋・麻雀など室内のゲームだけでなく、ゴルフ・水泳・ウオーキング・サイクリングなどアウトドアも多様だね。私はもともとインドア派で楽器演奏やオペラ鑑賞が好きだから、汗をかくような激しいスポーツや球技が苦手で水泳も大の苦手だった。そんな私が高校の教員を定年退職後健康維持のため、ADIDASの派手なスニーカーを買ってジョギングを始めた。さらに富士山や金時山に登り始め、汗をかく快感と足腰の筋肉を鍛える楽しみを覚えた。
「金時山」にオノエランという私の名前の白い花が咲くことを知ったのがきっかけで、「花探し登山」の世界にすっかりはまって15年。特にラン科の花の神秘な世界に取りつかれて今に至っている。同年代の同好の士「花友」もたくさんできた。「金時山」でオノエランに案内してくれた高田さん、「青木ヶ原樹海」ではジガバチソウの雨宮さん、「高座山」ではオキナグサの後藤さん、「北富士演習場」では杉山さん夫妻、そして今月「富士山四合目」で座間市の上田さんと友人になった。インスタグラムを通じて珍しい花を発見しては写真を投稿して自慢しているよ。









