「戸隠のトガクシショウマ」
「飯縄山」の山頂に大勢いた登山者は皆ピストンで下ってしまうらしい。反対側の急傾斜を下りだすと前方に一組の夫婦をみつけた。挨拶したらとても詳しそうなので彼らの後についていくことにした。正面にギザギザの「戸隠山」と百名山「高妻山」、その右手遠方にも真っ白な峰々が連なって美しい。「新潟焼岳」と「火打山」だそうだ。展望の良い登山道を「瑪瑙(メノウ)山」に登り返したらそこは「戸隠スキー場」の最高地点で大きなリフトの乗り場だった。
その朝「戸隠神社」のバス停でもらった観光案内図だけが頼りで登山ルートはあいまいだった。歩き慣れた人はスマホに山岳地図を読み込んで歩いているらしい。スキーゲレンデの下からは、赤いテープが木の枝に結んであるだけで標識もない道に迷いながらもなんとか車の停めてある「西登山口」に戻ってくることができた。さてと、少し時間の余裕ができたので、本日第二の目的地「戸隠森林植物園」へ幻の花「トガクシショウマ」を探しに行こうか・・・
2年生のICさんは「名詞構文」(1)で、名詞を含むイディオム動詞をたくさん勉強した。例えばdecideはmake a decisionともいえる。「学生の推薦状」で、It is my opinion that you will make no mistake by employing Mr. Sasaki. もイディオムmake a mistakeを使っているね。「佐々木さんを採用しても間違いない、というのが私の意見です。」
2年生のKA君は来週の中間テストの対策勉強に専念した。
昨日19日(水)、御殿場教室を臨時に追加して実施した。16日(日)に3年生が2人とも学校祭のために欠席し、中間テストの前でもあり補講が必要だと思ったことと、新加入のMUさんが10日後の「英検」に意欲をもやしているから。
3年生SI君は「動名詞」の文法・語句整序・作文の問題に取り組んだ。「彼の写真を眺めるときはいつでも、私は感動を覚えずにはいられません」は、Whenever I see his photos, I can’t help being moved.のように直訳してもいいが、「二重否定構文」を思い出してI never see his photos without being moved. と書ける。
入会して2回目の1年生MUさんは「英検準1級」の過去問に取り組んだ。第4問「テーマ作文」で「会社は女性社員の待遇改善に取り組むべきだ」に対し、賛成か反対の意見を120語で述べる問題だ。I agree. 又はI disagree.を冒頭で明確にし、その根拠を具体的に説明していくといい。「子育て」「給与」「昇進」などの与えられたキーワードを用いて、男性社員の待遇と比較しながら意見をまとめるわけだ。 尾上
(追記)「戸隠神社中社」の大きな鳥居を横目に数キロ登っていくと「奥社」の手前で「植物園」を発見。渓流沿いのカラマツ林の中に真っ白なミズバショウの広大な群落が。そのふちに紫色のカタクリが一面に咲いている不思議な風景。雪解けとともに早春と初夏の花が同居しているよ。「みどりが池」をめぐって芝生の美しい広い園内から見上げる「戸隠山」のゴツゴツした岩稜に圧倒される。木造の学習館「森のまなびや」に直行して入口の植え込みに、うつむいて咲く薄紫色の「トガクシショウマ」に感動のご対面!
館長さんとの楽しい立ち話。・・・「トガクシ」を冠する植物の中でもトガクシショウマ(別名トガクシソウ)は、「戸隠山」の麓に自生していたのが絶滅してしまい、今はこうしてここで実生から育てています。秋に白い小さなタネを採取して蒔くと翌年雪解けとともに芽をだして、花を咲かせてそれから茎が伸びて大きくなり葉が育つのです。・・・植栽とはいえ一年中ここで生育させ開花させているご努力に感謝です!自然のまま咲く姿は、今では南会津の「燧ケ岳」の山奥に行かないと見られないらしいから。









