「御殿場アウトレット」
「手袋に穴が開いちゃったから新しいのが欲しいわ」と家内が言うので久しぶりに「御殿場アウトレット」に行くことになった。家からわずか4キロなので自転車でも行ける。イーストとウエストの2つのエリアが深い谷をはさんで橋で連絡されている。おおよその見当をつけて東側に回ってみた。そこに新たにホテル「クラッド」ができていたし売り場もさらに拡張されて新しいお店が増えたらしい。
平日ではあるけど人があまりに少なくてびっくりする。1年前は大きなスーツケースを転がす中国人のにぎやかなグループがあんなに多かったのに、このコロナ騒ぎで外国人はほとんど見かけない。駐車場から歩き始めてすぐ4、5店目でウインドウに手袋をみつけた。ここ「バーニーズ」はNYマンハッタンに本店を持つデパートで東京や神戸にもたくさんの支店を構える有名店。ちょうど色もデザインもサイズもぴったりのお気に入りが見つかって家内はゴキゲン・・・
3年生のOB君は「東洋大学」に見事合格。まずはめでたしめでたし。来週はいよいよ国立前期だね。前回は長文で「マイナーな言語の消滅」を読んだ。「衛星放送」「携帯電話」「インターネット」の発達で、英語などのメジャーな言語の必要性が抜きんでているからだ。古代に10000あった世界言語が今では6000になり、21世紀にはさらに半分に消滅するという予想もある。形容詞extinctはno longer existing(消滅している)の意味だね。今日は「名詞構文」の(1)で、have a walk(散歩する)やmake a decision(決定する)のような名詞を使った「動詞句」をたくさん勉強した。
YAさんは前回、「of+抽象名詞」が「形容詞」の働きになる英文を和訳した。Their friendship was so strong that it was of great advantage in the many noteworthy researches they carried out. ではof great advantageがvery advantageousの意味になるから、「二人の友情はとても厚かったので、彼らの実践するたくさんの注目すべき研究でそれが大いに有利に働いた。」この文ではso〜that・・構文を「程度」ではなくて「結果」に訳す方がいい。今日は「不定詞」の語句整序問題で難問に正解が出せたね。「被害は広範囲には及ばなかったようだ」はThere appears to have been no damage widespread. のように「There構文」に気づいたところが素晴らしい。「受動態」のNo damage was widespread.を変形したものだ。
卒業生のKA君も「東京理科大」に見事合格したそうだ。おめでとう!来週はいよいよ国立大学の前期試験だからUG会に来られないね。前回は入試の英文で難しいものを和訳した。These early explanations emphasize qualities still thought to be of significance today. はof significanceが形容詞significantと同じ意味だから、「古代におけるこういうユーモアの説明では、今日でも重要と思われるような(ユーモアの)特質が強調されている」。この訳では「物が〜を強調する」というような「無生物主語の文」だから「目的語」のqualitiesを主語にすると滑らかな日本語になるでしょ。
1年生のKA君は学校の試験も終わったのでプリント学習に戻った。今日は「否定」の英作文を5題やった。「大学の勉強が社会に出てすぐに役に立つとは限らない」は、「部分否定」が思い浮かぶからYour studies at college are not always useful で始める。主語はWhat you study at collegeでもいい。後半は「卒業してすぐに」と言い換えてjust after your graduationとか単にout in the world soonとしてもいい。語句整序で、「上の階で物音を立てているのは何かしら」は、I wonder what it is that is making the noise upstairs, となる。「・・・なのは〜だ」と文の一部を切り取って文頭にだしてIt is〜thatに挟むと「強調構文」ができる。ここではWhat is making the noise〜?の疑問詞whatを強調しているんだね。 尾上
(追記)ショッピングアーケードをそぞろ歩きするのも楽しい。家内には歩行のリハビリになるし。私はスポーツ用品のNIKEやadidas、THE NORTH FACEに来るとつい引き込まれてしまう。長年愛用している緑と黄色と紫のカラフルなスニーカーは昔adidasで買ったもの。登山の趣味を始める前はジョギングに夢中で、20年前にしばらくニューヨークに滞在していた間は街中をこれで駆け回ったものだ。ブルックリン橋もダウンタウンやブロードウエーもセントラルパークも。
キャンプ用品のColemanも店内を一回りするのが楽しい。昔はここで仕入れたコンパクトなガスコンロを持ち歩き、登った山の上で持参の豆を挽いてコーヒーを淹れたり時には肉を焼いたりした。いつも車のトランクに乗せているパイプのベンチも緑色のColemanで、息子たちの墓参の時にはゆっくり座って語らったり、畑仲間との作業の日には休憩時間に皆で車座になって「お茶」するのに重宝しているよ。
