「山中湖紅葉まつり」
私が先月から始めた4つ目のボランティア活動は「ピアノ弾こう会」で、別称は「猫ふんじゃった会」といいます。先週14日は第2回目で、朝10時に御殿場市民会館の視聴覚室に4人の会員がそろった。皆さん、私より少しお若い女性ばかりで同年代、幼いころに家でピアノを弾いたことのある方たちだ。ピアノの先生とか特別上手な人はいない。私が期待した通りのいいメンバーが集まってくれた。家で弾いても誰も聞いてくれないし練習の音をうるさがられて、ピアノが本やお花の置き場とかホコリをかぶっている家が多いね。だから、カラオケを仲間内で楽しんでいる人たちと同じように、家で練習したピアノの成果を月に一回お互いに聴いてもらい励ましあう楽しい会を想定している。いつか「街角ピアノ」にデビューできるかな?
まずは私が学生の頃練習したことのあるあの有名な「猫ふんじゃった」の楽譜をみなさんに配ってみずから弾いてみせた。「こんなにへたくそですが皆さん、どうぞ気楽に弾いてみましょう!」視聴覚室にはアップライトのピアノが4台並んで、その中の2台は電子ピアノだ。エレクトーンなら弾いたことがある、という会員がいて弾き始めた。1時間くらいやってトイレ休憩にしたら、その間に4人の交流が始まって好き勝手に弾き始めたようだ。私がいない方がうまくいきそうだ。ボランティアでピアノを教えてくれる先生を探していたけれど、いなかったので講師の私は世話役、これでよかったかな。。10月からNHKのEテレでやっている「3か月でマスターするピアノ」のテキストが手に入ったので皆さんに回覧した。次に私たちも出演者のように「ジムノペディ」が弾けるように頑張りましょうか・・・
11日のジャパンタイムズは「中日新聞」の記事を転載して、Amid rising costs, universities try to help students study abroad(物価高騰の中、大学は学生の海外留学を奨励)を載せた。世界中にコロナCOVID-19が蔓延しやっと収まった今、海外留学にかかる費用は2倍に近く跳ね上がっている。At Nagoya University, a survey by the school’s study abroad office in July revealed that a significant number of students who had planned to go on an exchange gave up on the idea due to financial reasons. (名古屋大学では7月の留学課の調査によると、交換留学に行く予定だったかなりの数の学生が経済的な理由で諦めていることが分かった)。このような長めの英文は理解しにくいね。V(動詞)に着目しその前にあるはずのS(主語)の中心語を見つければいい。revealedのSはsurvey、had plannedのSはwho、つまり代名詞theyの代わりが関係代名詞whoなんだ。gave upのSはずっと前のstudentsだね。
名古屋大学では海外に行かなくても留学体験ができるように工夫しているそうだ。The way the students engage in lively discussions with the lecturers in such classes is similar to that in overseas universities, allowing Japanese students to have a “mock experience” of studying abroad, according to the school. (そのような授業で学生が先生とナマの討論に取り組むやり方は、海外の大学のものと似ていて、日本の学生が留学の「疑似体験」することができる、とその大学は言っている。) 「物allow人to〜」は「人を許す」じゃなくて、「物のおかげで人が〜できる」と訳すといいね。「物」が原因や理由になるんだ。高校英語では「無生物主語の文」とか「物主構文」と呼んでるよ。 尾上
