「夢に見た雨飾山」
長野と新潟の県境「雨飾山」1963mに登った。いや実際は頂上を見てきたのだ。夜中に5時間車を走らせて早朝登山口の「小谷温泉」に着いた。梅雨が明けたばかりの朝焼け空の美しさ。いつものように長靴にはきかえストックと傘を両手に出発だ。何年も前からこのスタイルで正解だ。雨上がりの登山道は水たまりやぬかるみだらけ、沢を渡り残雪を越えるときもあるから。重い登山靴をはいて、泥除けのスパッツを巻いたとしても結局ズブ濡れになるのだから。
キャンプ場に駐車してから7キロのコースはきつかった。果てしなく登り路が続き、美しい「ブナ平」を抜けて3時間歩いた稜線の上でやっと「雨飾山」の全体が眼前に出現!真っ青な空にそびえる山塊は妙高山群のひとつで実に美しい!深田久弥が「日本百名山」に選んだ理由かな。そこから一度「荒菅沢」に下っていよいよ3〜4時間の上りが待っている。こりゃ無理だな、まだ半分だけどここで登ったことにしよう。今宵の宿「雨飾荘」に早く下って森の中の露天風呂に入りたい・・・
梅雨が明けたと思ったらいきなり猛暑!40℃なんて耳慣れてきているね。ジャパンタイムズの記事は、「英字新聞の会」のメンバーに5日に一回はスマホのLINEで転送している。登山に行く前に送ったのは15日の記事でNo AC this summer? No problem (for me).(この夏、エアコンなし?問題ないよ、ボクには)。記者のJ.アレンはイギリスの北部ヨークシャーの出身で乾燥していて東京のような蒸し暑さを知らなかった。Despite my AC reluctance, I won’t pretend that I’m immune to it all. My first summer here, in 2015, was hellish at times. (エアコン嫌いだけど暑さには慣れてるという振りはしないよ。2015年、東京最初の夏はときには地獄のようだった。)
冒頭は簡潔な表現だけどこの句phraseを節clauseに言い換えればThough I’m reluctant to ACとなりわかりやすい。I landed a part-time job marking British school exam papers online. I spent much of those months laying on a towel on the floor with one fan pointing at me, another pointing at my laptop and countless bottles of Pocari Sweat filling the fridge.(ボクはオンラインで英国学校の試験問題を添削するアルバイトをみつけた。そういう夏の数か月は床に敷いたタオルの上に座って、扇風機を一台自分に向け、もう一台はパソコンに向けて、冷蔵庫にはポカリスエットをいっぱい入れておいた。) 尾上
