「白馬の峰々を大展望」
兵庫県西宮市の我が高校の東京支部同窓会は80才の今でも年に5回ある。6年一貫の男子校だから女気はない。先日は幹事が梅雨時にもかかわらずいつもの蓼科ゴルフコンペを企画したので、心配しながら参加してみたらなんと2泊3日が晴天続きでオドロキ!私は初日仲間に合流する前、伊那の高遠まで足を延ばし「北沢峠」で花探し。「八ヶ岳高原」でもクモキリソウの大群落を見つけてから蓼科に向かった。「蓼科高原」の高級ホテルに常連9人とその奥様5人が集まって乾杯!明日は関西からも4人がゴルフに駆けつけるという。2階の露天風呂に入ると「八ヶ岳」の峰々が一望に。赤岳の右に阿弥陀岳、左に横岳と硫黄岳など。八つの峰はこの15年で全部登ったなあ!
翌朝、ゴルフ好きの6人を残して私たちはホテル主催のバスツアーに出発。松本からオリンピック道路を快適に走って「白馬スキー場」へ。最近開発されてインバウンドに好評の「白馬岩岳リゾート」でゴンドラに乗り山頂1289mへ。眼前に広がるのはまだ雪渓が残る白馬の峰々だ!そこの山頂レストランのスープが美味しくて評判だし、展望の良いカフェテリアに行くと、空中のテラスが絶好の写真スポット!香ばしいコーヒーとサンドイッチを食べながら、青空の下で白銀に輝く峰々を懐かしく展望した。ああ14年前、友人とあの白馬尻から1日かけて大雪渓を登ったなあ・・・
一昨日28日のジャパンタイムズに載った「東大安田講堂」の写真が興味深いので「英字新聞の会」のグループLINEに転送した。見出しJapan’s universities must prepare for tough changes 「日本の大学、難しい変革の準備」の記事の中で、Japan’s economic performance in the half-century after World War II proved that its education system was fit for purpose. The difficulties of the past two decades suggest that is no longer the case. Japan is struggling to reform the upper levels of education to ensure that students possess the skills they and the country need. (日本の戦後50年は経済の発展と共に教育制度も好調だった。しかしその後の20年は高等教育の変革に四苦八苦している。)と述べている。
今年の秋、なんとあの名門の「東京工業大学」と「東京医科歯科大学」が合併して「東京科学大学」が誕生するという。えっ、唐突になぜ?文科省が「国際卓越研究大学」という制度に10兆円のファンドを創設するというので、優秀な学生確保や資金面で大学経営に不安なその2大学が同調したらしい。将来「ノーベル賞」を獲得できる人材の開発かな。世界のランキングで40位以下の東大に望みがないためかな。数年前から「東京大学」と「京都大学」がAO(Admission Office)入試、つまり推薦入試を始めたのはオドロキだった。米国のHarvardでも英国のOxfordでも楽に合格出来そうな優秀な高校生を日本に留めるための苦肉の策のようだ。Brain Drain(頭脳流出)防止対策だね。 尾上
