「富士山・太郎坊」
4日前の積雪が少しとけて「富士山スカイライン」が通れるようになったので、雄大な雪山を近くで見てみようと思い御殿場口五合目に行った。路肩に残雪が見えるようになったので1300m地点の雪のない空き地に駐車してミズナラの明るい林の中を登っていく。ここは「太郎坊」という地名で、1966年「英国航空」の悲惨な墜落事故の現場に三角の合掌の形をした「慰霊碑」が富士に向かって立っている。
急斜面を駐車場まで登ってくるとやっとあたりは銀世界になった。真っ青な空に向かって大きく腕を広げた扁平な三角の「富士山」と、その脇に抱えられたような「宝永山」と「二子山」が連なって真っ白に輝いているからまるで4つの尾根が連なった連峰に見える。古くから富士登山の基地であり30年前まではリフトもあって市営のスキー場だった。息子たちが幼い頃「そり遊び」をしたあたりにはスキーやソリの跡形が残っているから、この週末にはすこし賑わっていたらしい・・・
2年生のSI君は前回、英作文で「あの方はどこの国の方だと思いますか。」 は、Do you thinkの後に「疑問詞節」でwhat country he comes fromが続けばいいのだけれど、Do you knowの時と違って疑問詞を文頭に「移動」させないといけない。YesやNoで答えない疑問文だからだったね。今日は「否定語を使わない否定表現」を勉強した。be far from〜(決して〜ではない= never)とbe free from〜(〜を持っていない=don't have)との違いに注意しよう。anything but〜も「〜を除いたすべて」だから、「決して〜ではない」の強い否定の意味だ。
和訳ではJapan has been seen as the last to say “No.“が難しかった。see A as Bの構文「AをBとみなす」の受動態だと気づけば、「日本はノーと決して言わない国とみなされてきた」。regard〜やlook upon〜も同じ用法だよ。長文では400語の「アメリカ人の価値観の変化」を読んで設問にほぼ正確に答えられた。80年代は立身出世や物質至上主義の時代でその結果、家庭崩壊や健康被害を引き起こした。その反省で90年代に入ってから新しい価値観living simply 「簡素な生活」が生まれた。不確実性の現代では生活のスピードを落とすことを提起しているんだね。 尾上
(追記)1600m地点の「長田小屋」のあたりまで登るとしっとり汗もかいてプチ登山ができたので、持参してきた赤いソリに腰掛けて下りは滑っていこう。両足を投げ出してブレーキをかけながら滑る。左に行きたければ左足で、逆なら右足で方向が変更できるし、スピードが出すぎて怖いときには両足で制動をかければいい。御殿場の市街地や遠く「箱根連峰」を眺めながらグングン滑っていくのは実に爽快だったよ。
昨年の2月にも大学同窓の仲間をこの「太郎坊・ソリ滑り」に誘って、4人で登ってきたのに全く雪がなくて残念だった。積雪してもすぐ溶けるから「地球温暖化」の現象をこんな身近なところで実感することができる。おまけに、15年前からずっと続けてきて116回にもなる「トレッキング」の例会なのに、「新型コロナ」の感染が猛威を振るってこの一年は一度も実施できずにきたよ。はやく元の日常生活に戻りたいね。









