「コムギの収穫」
まだ6月初旬というのに猛暑の一日となり、自転車に乗って富士山に向かって坂を上って行った。標高差は200mくらいで、家から7キロあるので50分くらいかかる。きついけど山登りのための訓練だと思いノルマにしているよ。市内中畑で借りている田んぼの水が干上がっていないか心配で見に行った。いつも中間点にあるセブンイレブンで小休止。挽きたての100円コーヒーがうまい。
畑の7人のグループ活動は金曜の午後だから週に一回しか顔を合わせない。しかし稲作を一人でやっている私は2日に一回は草取りやら水の管理のためにここに登ってくる。今日も田んぼには水が十分で稲も順調に育っていた。畑の方に移動してみると、黄色い花をたくさんつけたミニトマトの隣で、真っ赤なケシの花(ポピー)と青・白の矢車草が混ざって咲いていた。今年はうまくいったなあ。アッ!コムギ畑にスズメが・・・!
今日は会場の市民会館に、この3月「三島教室」を卒業したNAさんがお母様とご挨拶に来てくださった。第一希望の「首都大東京」にはすこし及ばなかったものの名門「明治大学」の経営学部に見事合格。まだ東京には行けないけれどすっかり大学生らしくなり、オンライン授業で出されるたくさんの課題に取り組む毎日らしい。さっそくLINEの「UG会」グループに入ってもらい、新生活の話でトーク交流ができるといいなと思う。
2年生のMA君は「不定詞」の慣用用法で、「目的」を表すso as to〜(〜するために、〜できるように)と、「程度」を表すso・・as to〜(〜するほど・・)の違いを勉強した。前者はin order to〜ともいうのに対し、後者は〜enough to〜で言い換えができる点でずいぶん違う。さらにhave something to do with〜(〜と何か関係がある)を使う英文をうまく和訳した。The quality of the film had little to do with whether or not I had a good time. 「その映画の質(良しあし)は、私が楽しく過ごしたかどうかとはあまり関係がなかった。」
TU君は前回、「前置詞」の文法問題が難しかった。「この計画に賛成ですか、反対ですか」は、Are you for or against this plan?と前置詞で表す。「この部屋にはたくさんの本があるが、二度以上読む価値のある本はほとんどない」の後半は、but few of them are worth reading more than once. fewは不定代名詞で 「そのうちのほとんどが二度読む価値がない。」の意味。今日は「分詞構文」の慣用用法でStrictly speaking,(厳密にいえば)やTaking〜into consideration,(〜を考慮に入れれば)など10以上を覚えた。
ご父兄の皆様へ・・・自転車で町中を走ると、下校しながらおしゃべりしている小学生や中学生の楽しそうな顔がとても新鮮に見えます。若い人が活気づいている町に少し戻ってきましたね。「UG会」も今週からは裾野でも元の会場が使えるようになったので、まだ感染対策には十分注意しつつ元気を取り戻していきたいと思います。
この春6名の卒業生を送り出した直後のコロナ騒ぎで、あたふたしているうちに気づいたら生徒の数が御殿場2名、裾野が3名になってしまいました。3月に出した新聞折り込みも全く反応がなく少々がっかりしました。あまり多くても無理ですが、各教室5〜6名が理想的ですのでぜひ皆様のご紹介でこの会を盛り立てていただければ幸いです。
会場などに少し変更があったので、今日は6月〜7月の計画表の改訂版を配布しました。それと一緒に「生徒募集」の広告ビラも2枚配って友人や後輩に「UG会」を紹介してね、とお願いしました。尾上
(追記)仲間で共同作業する区画には昨秋植えたタマネギやジャガイモがもう収穫してもよさそう。そしてコムギも6列がよく生育してそろそろスズメが狙う頃になった。昨年も一昨年もコムギは実がふっくらとおいしくなった頃にスズメの大群が押し寄せて大半が食われてしまった。コムギ畑全体に大きなネットをかぶせてみたけど、糸を破って入り込むし、出られずに干からびている一羽を見つけたこともある。
スズメに食われるのも癪だから今年は梅雨入り前にやってしまおう、と思い立ちLINEで畑の仲間に臨時の参加を呼び掛けた。2人が集まってくれたのでカマを使って刈り取りやったら1時間で終わった。次はすぐに「脱穀」だ。稲刈りの時にも使っている足こぎ式の「センバコキ」を使ってムギの穂から実を弾き飛ばす。不要になった千葉の農家から譲ってもらったものだがとても重宝しているよ。
