「イブキジャコウソウ」
三重県伊賀上野で叔父の「四十九日法要」に参加した翌朝、「上野城」入口まで喪主の従妹夫婦を送り届けてから車を滋賀県の「琵琶湖」に向けた。近畿地方が先に梅雨明けしたから、ちょっと寄り道して待望の青空のもと花でいっぱいの「伊吹山」1377mに登ろうか。そこで発見されて「伊吹」を冠する花の名前はイブキジャコウソウ、イブキトラノオなど5種類以上。御殿場には今夜中に着けばいいから楽しんでいこうか。
「関ヶ原」インターで名神高速を降り、有名な天下分け目の「合戦場」の真ん中を通り抜けて「伊吹山ドライブウエー」に取りついた。頂上広場1260mまで一気に登りきるともう夕方の5時になっていて、山裾から見えていた大きな雲がきれて夕日が「琵琶湖」に反射して神々しく美しい。足の悪い家内を車に待たせて、駆け足であと117mを登り切って山頂だ。黄色いキンバイソウの先の岩場に一面に咲いている赤い花は何?そうか!イブキジャコウソウの大群落だよ・・・。
3年生のYAさんは前回「比較表現」の英文を和訳してどれも立派な解答になった。「句読点」のセミコロンやダッシュの扱いも上手くできるようになった。「駒沢大」のalthough not as many of them nor in such detail as they would like. は前文を補うとalthough they have not studied〜だし、they would like to studyだけど、as〜asとsuch〜 asの「比較構文」が重なっていることが難しかったね。さらにneither〜nor〜と同じように「どちらも〜でない」の意味になるのだった。「やりたいだけの言語をたくさん研究したわけでもないし、やりたいだけ詳しく研究したわけでもないけれど。」今日は「仮定法」の特殊構文If it were not for〜(仮に〜がないとしたら)を勉強して、学校の夏休み課題にも取り組んだ。
SU君は前回「関係詞」の語順整序の問題をやってかなり力がついてきた。「私が今まで述べてきたことが、この計画に私が反対する理由です」は、What I have stated so farを主語にする。関係詞のwhatはsomething whichのことだけど、「こと、もの」に加えて「すがた」の訳も覚えておきたい。 what he was ten years ago (十年前の彼の姿)のように。今日は「仮定法・未来」を勉強した。未来でも確実にありえないことを仮定して「万が一〜とすれば」とか「仮に〜があるとすれば」と言いたいときには、助動詞のshouldまたはwere toを用いるのだ。If Japan were to lose its Japanese identity,・・は 「日本が仮に自国の独自性を失うことがあるとすれば・・」のように訳すといいね。
OB君は今日から「仮定法」だ。Ours would be a dull world if this were not true. 「こういうことが仮に真実ではないとすれば、私たちの世界はつまらないものになるだろうが」。Thisとは前文で述べた内容で「文化圏によって日常のものごとの扱い方が様々に異なること」。文の書き換え問題が難しかった。I have to get someone to repair my television set. (だれかにうちのテレビを直してもらわないと)は、repairの過去分詞形repairedを使って書き換えると、I have to have my television set repaired (by someone)となる。「have+物+-ed」(〜してもらう、〜される)の重要構文だ。
今日から、大学が夏休み中の卒業生YAさんが出席することになった。大学の英語は読解が中心で、難解な英文を正確に和訳したり、長い日本文を英訳したりする講座が今はまだないので、高校時代に身に着けたせっかくの英語力を失いたくない、という趣旨で出席することに決めたそうだ。3年生以降の少人数ゼミに参加できれば可能なんだけどね。高校4年生用プリントを用意して、英訳・和訳・長文読解をやってみたらさすがにどれも素晴らしい解答ができた。入学した東京外語大ではロシア語を専攻しているので私も後輩ができて嬉しい。大学のテキストを持参したので私の覚えている限りで質問に答えてあげた。 尾上
(追記)その魅力的な赤い花ははじめ「伊吹山」で見つかったから「イブキジャコウソウ」と名付けられた。私は信州の「八ヶ岳」の山頂でも出会ったことがある。ジャコウ(麝香)って「雄鹿の精腺」から出る芳香で、メスを引き寄せるもの。これは高級な漢方薬でもあり、煎じて飲むと発汗作用があってカゼに効くそうだ。シソ科のハーブの一つで「タイム」に似てお料理にも使うといい香りらしい。
イブキジャコウソウは南欧の原産で、織田信長が南蛮人から「薬草栽培」の重要性を教えられて指定して以来「伊吹山」は薬草の山、花の山になったと言われている。頂上の岩場に隠れるようにたくさん咲いていて感動した。「イブキトラノオ」も「伊吹」が冠された薄紅色の長い穂をつける美しい花だが、もう季節が終わって似たような姿の真っ青な「ルリトラノオ」をいくつも見つけた。「瑠璃色」をして「虎の尾」のようだと考えたのだろう。ほかでは見たことがないから、これもこの伊吹山の特産らしい。
琵琶湖の上に落ちていく夕日が美しい。京都の方角が茜色に染まっているよ。さあ、帰ろうか。私の車は名神の「彦根IC」を出たあたりでバッテリーが突然上がってしまい道路の真ん中で止まってしまった。トヨタ販売店にレッカーしてもらい修理を頼んでおいた。実はその待ち時間を利用してこの「伊吹山」へは代車で登ってきたんだ。もうそろそろ完成しているかな。今から名神、新東名を走ると御殿場到着は翌日になりそうだ。









