「昔の富士登山姿」
26日は大学時代の仲間3人とトレッキング例会で信州清里の「飯盛山」に登る計画だった。しかし天気予報があまり良くないのと、台風19号の被害で「小海線」のダイヤや登山道の整備が心配で中止にしたのだった。しかし午前中だけは良い天気で、三合目の「見晴茶屋」に来ると真下に「河口湖」、その向こうに「黒岳」の連山。さらに甲府盆地の向こうには「八ヶ岳」がくっきりと。あのポカポカ浮かぶ白い雲のあたりに「飯盛山」があるはず。中止しなくてもよかったかな。
最後の急な石段をのぼるとそこは五合目で、閉まった小屋には「焼き印所」と書いてある。外人が一人タバコを吸って休憩中。バスでスバルラインの五合目まで登ってから歩いて下ってきたそうで、きれいな英語をしゃべるドイツ人だった。ハンブルクで自動車のダイムラー社(メルセデスベンツで有名)に勤務していて、サバチカル(sabbatical有給休暇)で日本を旅行中だそうだ。えっ、エベレストにも登ったことがあるの?食べているバナナを半分どうぞと分けてくれた気持ちのいい青年・・・。
3年生のNAさんは前回、「駒沢大」の英文で〜so many different languages that they never get far enough in any one to derive any use or enjoyment from their study. 「あまりにもたくさんの言語を〜なので、生徒はどの言語もその勉強から効果や楽しさを引き出せるほど深くまでたどり着かないのだ。」 any one はany languageで、get far は「勉強が遠くまで進む」ということ。今日は部分作文で「手術の技術が進歩したおかげで、彼の回復は早かった。」は「無生物主語の文」で書かないといけないから、「技術の進歩が早い回復をもたらした」と言い換えてAdvances in operation technology brought about his speedy recovery. 他動詞のbring about〜「〜をもたらす」と自動詞の〜come about「〜が生ずる」の対比を覚えよう。英作文はほぼ正しく書けていた。
2年生のYAさんは前回「法政大」の英文を和訳した。・・・established facts which come either from observation of nature in the raw, so to speak, or from experiment.でso to speak(いわば)は直前のnature in the raw(ナマのままの自然)が一種の「たとえ」だから注釈で付け加えたのだ。「いわば生のままの自然を観察した結果か、実験の結果のどちらかで得た確立された事実・・・」となる。今日は「関係詞」の文法作文をやった。語句整序の問題で「父親が教授のその学生はいわゆる本の虫だ」はThe student is what we call a bookworm.(われわれが本の虫とよんでいるもの)とHis father is a professor.を一文につなげればいいから、whose fatherに変えてstudent の後に割込みさせればいい。「いわゆる」はso-calledという一語もあるけどね。
1年生のMA君は前回、長文で「自然破壊」を読んだ。Thinking globally(地球規模で考える)とacting locally(地域活動をする)を対比させて書いてあったね。少し難しかったかな。今日は「関係詞」の上級編を勉強した。ここまでやれば大学受験に対応できる。前回もやったwhatはsomething whichの働きで「こと、もの、姿」という訳語に相当する。His mind is not what it was ten years ago.「彼の気持ちは10年前の気持ちではない。」新たに勉強したwhoeverも難しかった。Whoever likes music will be welcomed to our club.は、「音楽の好きな人は誰でも我が部に歓迎するよ」で、Anyone whoに置き換えできる「複合関係詞」だ。しかしもう一つの働きがあってWhoever comes here, don't open the door.はカンマで文が切れているね。「誰がここにきてもドアを開けちゃだめだよ」の意味で、No matter whoで置き換えできて「誰が〜しても問題ないけど、」の意味から発展した。ほかのWH-everについても考えてみよう。
(追記)江戸時代の「吉田口登山道」は富士吉田の「浅間大社」からスタートしていた。今もそのルートで登る人はわずかだけどいる。特に富士急行の「富士山駅」から山頂まですべて歩いている外国人には私もよく出会う。昭和になって50年前に有料道路の「スバルライン」が開通するまで登山者は駅からバスで「馬返し」まで行っていた。そこまでは舗装してあってタクシーやマイカーなら今でも行ける。
「富士山」がユネスコの「世界自然遺産」では不合格で、その後「文化遺産」で申し込んだらやっと認可されたの知ってる?絵画や詩歌、文学などに表現された「富士山」と、「富士講」という宗教行事の対象となった「富士山」が評価されたのだ。「世界遺産」に認定されてからは「浅間大社」の建築物も含めて、一合目から五合目までの登山道には案内板が新たにいくつも立ててある。
歴史的建造物は木造のためほとんど崩れて廃屋になっているけれど、石の「鳥居」「石段」「石積み」「石畳み」「富士講の祈願石碑や大願成就の石碑」などが実は大切な文化遺産なんだ。登山口の「馬返し」にもこういう保存計画が書かれた立て札ができて、特に今回は一合目までの「馬返史跡詳細図」という案内板が色刷りで設置してあったよ。









