「今年も登れたよ、富士山」
9月10日にシーズンが終わってからも悪天候ばかりで、英語塾がない日で快晴という日が全くなくて今年は無理かとあきらめかけていた。1年に一回は登ろう、と決めてこれで連続9回目になる。初冠雪が来そうな10月になってやっと5日(土)に絶好の天候になった。夜明け前に家を出て「富士宮口5合目」2400mに到着。暗闇の中ヘッドランプをつけてスタート。空が次第に白み始め5時半、6合目の「宝永山荘」で日の出を迎えた。空が真っ赤に染まって「三浦半島」の海に黄金の太陽が昇った。なんと神々しい!
ここから上は山小屋も診療所も閉鎖していてトイレも使えない。この時期に登る人はみな日帰りだから経験豊富なんだろうな。どんなに足の早い人でも往復に7時間はかかる。私はきっと今年も登りだけで7時間だろう。心臓は丈夫だけど筋肉が固くて若い人たちにはとてもかなわない。次々と後ろから追いついてくる人たちに道を譲る。女性たちも足取りが軽やかで外人も体力があるなあ・・・。
今日から1年間はこの「商工会議所」がいつも教室になる。目の前の「ゆうゆうホ−ル」の入り口はバリケードで封鎖されていた。もうじき改修工事が始まるのだろう。いまはどの高校も中間試験の期間で、3年生NAさんも1年生MA君もお休みだった。2学期制のために前期試験が終わったばかりの2年生YAさん一人だけが出席した。
YAさんは「分詞」の文法作文をやった。どの問題もほぼ正解ですばらしい。作文では「成城大」の「市役所の人が、飼い主に捨てられた犬や猫の面倒を見てくれる人を探している。」が難しかった。「テイル形」の動詞はここでは「前からずっとやっている」だから「現在完了進行形」がいちばんいい。主語は役所や学校やお店なら代名詞のTheyにしよう。At the city hall, they have been looking for those who will take care of the dogs or cats abandoned by their owners. 「過去分詞」のabandonedが「受け身」で前の名詞を修飾しているでしょ。
英文和訳では「関係形容詞」のwhatとwhichのある文が目新しかった。He read what books his father had in his library.「彼は父親が書斎に持っている本をすべて読んだ」。He offered what assistance he could.「彼は自分にできる援助ならなんでも申し出た」のように、whatがwhatever(どんな〜でも)の意味に使われている。・・・,which duty he performed with deep interest as he himself was of a literary disposition.も難しかったね。, and he performed that duty〜と考えればいい。「そして自分自身文学が好きな性格だったので深い関心をもってその職務を務めた。」このwhich dutyはthat duty(その仕事)を置き換えたものだから「関係形容詞」と呼ぶわけだね。 尾上
(追記)7時には「七合目」、9時には「九合目」の「万年雪山荘」3460mに到着。あと300mだけどここからがいよいよ正念場、体力勝負だ。足を投げ出してべたっと座る。疲労感はあるけど呼吸は正常。いままで高山病にかかったこともない。雲一つない快晴だから、「駿河湾」を囲む「伊豆半島西岸」と「富士市」から「三保の松原」にかけての海岸線がくっきりと。地球がまるいことが感じられるよ。眼前の大展望にしばし見とれてからさあ行こうか。
11時、真っ白な鳥居を抜けたところがやっと頂上の「浅間神社奥宮」だ。いよいよ眼前にそびえる最高峰「剣ヶ峰」3776mへ向かって巨大な噴火口を右下に見下ろしながらおずおずと。30分足らずだけれどかなりの急傾斜で、雪が積もると危険で登れないところだ。着いた!9回目の登頂だ!むかし「富士山測候所」のあった山頂には丸い観測ドームを取り外してあるけど、観測小屋はまだ残っていて利用されている。ここがいい風よけでランチタイムに最高。お弁当食べたら「お鉢巡り」していこう。(つづく)









