「湿生花園のミズトンボ」
半月ぶりに金時山に登ろうと出発した。箱根仙石原の登山口について頂上を見上げたらなんと雲の中。もう秋なのにスカッと晴れる日が少ないなあ。登山は延期してゆっくり花を観察しようか。近くの花の寺「長安寺」に立ち寄ったら「夏水仙」と「黄蓮華ショウマ」を見つけた。友人のKAさんを電話で誘って、「湿生花園に行ってみようか。レンゲショウマが見ごろだと思うよ。」
箱根ビジターセンターの職員だったKAさんは鳥や植物に実に詳しい。「湿生花園」でボランテイアもやったことがあり箱根町民だから無料で入場させてもらえた。久しぶりの園内は秋の花にすっかり変わっていて、草原ではピンクの「ナデシコ」や紫色の「姫トラノオ」が一杯。岩場では真っ白な「シラヒゲソウ」が美しかった。池の傍の「サギソウ」も湿原の木道で見つけた「ミズトンボ」もラン科の可愛い花・・・。
3年のTAさんは「否定」を勉強した。難しい表現がたくさんあってなかなか覚えきれないね。I never listen to his song without being deeply moved.はneverとwithoutという否定語が2度出てくるので「二重否定の文」と呼ぶ。「〜なしでは・・しない」と直訳するよりも「・・すれば必ず〜する」と意訳しよう。「彼の歌を聞くと私は必ず深い感動を覚える。」notやhardlyがなくても「否定」の意味になる大切な表現も覚えておこう。far from〜とかanything but〜は「強い否定」になる。
YAさんは前回「目的の不定詞」を含む英文を和訳した。The primary task of technology, it would seem, is to lighten・・・「科学技術の第一の仕事は、・・・軽くすることだ、と思われるだろう。」では、SVの間に「挿入」されたit would seemを文頭に移動すればよかったのに。All relationships, the American feels, should have ・・・も同じだ。今日は「譲歩」の文法作文をやってほぼ全問正解だった。Talented as he is, he is not yet ready to turn professional.「才能があるのだけれど、彼はまだプロに転向する気持ちになってない。」Though he is talented,の「補語」を接続詞thoughの前に出して強調できる。その時、thoughがasに代わることがある。
2年生のADさんは前回「名詞構文」の文法問題をやった。I was aware that she was kind.の後半は「彼女の親切」と短く言えるから、I was aware of her kindness.と言い換えられる。形容詞を使った文を「名詞」におきかえたのだ。今日はSVOCの文型で、「過去分詞」がCになる場合を勉強した。Can you make yourself understood in English?「英語が通じますか?」は、覚えておきたい大切な表現だ。「過去分詞」のunderstoodは「受け身」の意味で、直訳すれば「英語で自分の言葉が理解されるようにさせられる?」という意味。
SU君は前回「名詞」の表現のいろいろを勉強した。「彼はその時、コーヒーを一杯飲みながら音楽を聴いていた。」はHe was listening to music over a cup of coffee then.という。液体や気体、個体でも決まった形がないものは「不可算」だからaや-sがつけられない。「パン一斤」ならa loaf of bread、「石鹸2個」ならtwo cakes of soapのようにいうよ。今日は「分詞構文」の2回目で、文頭のbeingが省略されて「過去分詞」-ed形で始まる分詞構文の例を勉強した。これは「受け身」の意味になって、「〜されたので」とか「〜された時には」の意味で、後の文につながっていくよ。 尾上
(追記)この「ミズトンボ」は、先日「乙女キャンプ場」で見つけた「トンボソウ」と同じような名前で、3枚の花弁と3枚のガクで出来て首をうなだれて咲くから確かにラン科だけれど、「属」が違って「ミズトンボ属」だそうだ。ほかに仲間が少ない。大きな唇弁がベロじゃなくて十字架の形で珍しい。それがトンボの羽と体かな。丸みを帯びた三角形の花の中央に茶色の点が二つならんでいるので、それをトンボの眼に見立てたのかなあ。
今年の夏は実に「ラン科」の花を追いかけまわる数か月だったなあ。5月の「金ラン」「銀ラン」「熊谷ソウ」で始まり、6月の「尾上ラン」「カモメラン」「敦盛ソウ」、7月の「小敦盛ソウ」「鈴虫ソウ」「羽蝶ラン」「女峰チドリ」「雲切ソウ」「金精ラン」、8月は「青二葉ラン」「トンボソウ」と、箱根や山梨の山々を駆け巡ったよ。実に楽しい夏だった。訪れた北海道には「白山チドリ」のほかにはラン科の花が何もなかったのが不思議だ。本来が南方系の花なのかな。









