「赤城山のオオカメノキ」
大学同窓のいつもの山仲間4人で群馬県前橋の「赤城山」に登った。大沼、小沼というカルデラ湖をかかえた美しい古火山で日本百名山だ。私が以前から気になって登りたかった「赤城山」にやっと巡り合えた。もう一つの大きな魅力はツツジの宝庫で、昨年は花の季節が半月早くてシロヤシオ、アカヤシオに加えてムラサキヤシオなど憧れの五葉ツツジがこの時期にそろって咲いたという。
今回の山旅は東京・赤羽のTA君がガイド役だ。彼は1都6県にまたがる「関東ふれあいの道」1800キロの全行程150コースを4年かけて踏破して表彰状ももらっているんだ。こんな1800mを越える「赤城山」にもそのコースが含まれているので今まで何度も訪れたそうだ。その彼が「今年はおかしいな。日光ではもう散っていたアカヤシオがまだ咲いていてシロヤシオが見えない。真っ白なオオカメノキがこんなに満開で見事なのは見たことがない」と・・・。
3年生ARさんは前回、「助動詞」の文法作文で、「車なんか乗ってこない方がよかったんだよ。」が難しかった。「〜すべきだったのに」(後悔、非難)のshould have -edが使いたかった。You should not have driven a car to come here.今日は「不定詞」(1)の文法作文で入試問題をやってみた。「〜するだけでよい」have only to〜、「〜になる」come to〜、「初めに〜した人」the first to〜、「〜なのは当然だ」have good reason to〜などの慣用表現は大切だ。
和訳では「接続詞」のorの用法に苦しんだね。「広島大」の「対話で守るべきこと」の一文では、・・・, either directly through words or indirectly through gestures or similar nonverbal signals.が、either A or Bの対比を明示し、次のorも後のsignalsが前のgesturesと「並列のルール」A or A'になっているよ。「言葉を使って直接的に言うか、または身ぶりや似たような非言語の合図を使って間接的に言うかで、(会話に前向きに反応しないといけない。)」 尾上
(追記)私は夜中にのうちに車で前橋について、早朝「赤城山」に一人で登り最高峰の「黒檜山」も制覇していたので、後からバスで来る3人とは11時ころ終点の「ビジターセンター」で待ち合わせした。目の前に広がる湿原「覚満淵」を散策して外輪山の一つ「長七郎山」登山に出発した。枯草の中にショウジョウバカマのピンクの花が咲いているよ。まだ雪解けが終わったばかりのような景色だね。
桐生市との境になる「鳥居峠」にその登山口があった。5月というのに真夏のように暑い日だ。登山口の売店で買ったソフトクリームが味が濃くてうまかった。ここは山の茶屋とは思えないほど大きな木造建築で、よく見ると「国登録有形文化財」と書いてあるよ。昔はケーブルカーの山頂駅だったそうで、なるほど駅の階段や中央のロープ用レールが残っていた。
「赤城山頂記念館」となっている山小屋の屋内に入ってみるとこのケーブル建設にまつわる展示もあって、「赤城鉄道の歴史」が写真入りで詳しく説明されていた。桐生市側の山麓「利平茶屋」にケーブル駅を作りこの「鳥居峠」まで、登山やスキーの客を運ぶ目的で東武鉄道が観光開発に力を入れ60年前に建設したけど、自動車道の開発で利用が減り10年で廃線になったそうだ。
