裾野市民文化センターにて
「モミ蒔き」
今年も中畑のたんぼを借りておいしいコメを自分で育てるぞ、と意気込んでいる。畑の仲間のTAさんからゴテンバコシヒカリのタネを頂いて、栽培用のトレイ7皿に蒔いてから2週間になる。専業農家のTAさんが3月末のまだ寒いうちに機械で温めて発芽させたモミがすこし残ったので分けてくれた。ビニールのトンネルの下でまだやっと2・3センチほどの高さに伸びた苗だけれど一面に緑に色づくと嬉しくなる。
御殿場では「田植え」が早くてどの農家もこの連休中にやっている。GWの間に帰省してくる家族の手助けが期待できるからだ。今年は自作のモミでもゼロからやってみようと「国華園」という種苗店から取り寄せたもち米「ミドリ米」のモミ100グラムを、まず水につけて平温で待っていたら3週間でやっと発芽した。先週それをトレイ3皿に蒔いてみたよ・・・。
3年生のTAさんは「構文101」で最後の「全文修飾の副詞」を勉強してGenerally, as a country becomes more 'modern,' the average age of marriage goes up.で接続詞のasは比較級の語句があるときには、「より〜になるにつれて・・・」の意味だ。「一般的にいえば、国がより近代的になるにつれて結婚の平均年齢は上昇する。」
YAさんは前回、文の書き換えでWhy did he fail in the examination?をWhatで始めるにはWhat made him fail in 〜と「使役動詞」のmakeを使えばよかった。今日からは「大学入試、英文法・英作文」実戦編がスタートします。まずは「It構文」から始めよう。「うわさによると、彼はスピード違反で罰金を取られたそうだ」。イデイオムのRumor has it that〜を使うとよかった。このitはthat以下をさす「形式目的語」なんだ。
2年生のSU君は前回「関係詞」を勉強して、2文を1文にまとめるやり方をやってみたがまだ未完成なので今日も復習した。第2文の代名詞のhe、his、himを関係代名詞のwho、whose、whomに置き換えることで、第1文の名詞(先行詞)の後につなぐことができる。同じ問題をもう一度やってみたらずいぶん上達して正確に言えるようになった。今日はさらにin whichやfor whomのような前置詞+関係詞の例文をたくさん書いてみた。前置詞のinやforはそのまま文尾に置いておいてもよい。
OB君は前回「時制の一致と話法の書き換え」を勉強した。書き換え問題でいくつか間違いがあったのでもう一度一緒に勉強しなおした。間接話法はHe said that〜かHe told me that〜とやる。「疑問文」を伝えるならならHe asked me if〜かHe asked me when〜・「命令文」を伝えるならHe told me to〜か、ていねいに頼む場合はasked me to〜と言い換えるよ。尾上
(追記)お米には白米のほかに赤米、黒米、緑米などがあるのを知ってる?昨年畑の仲間のIKさんが育てたのを分けてもらったミドリ米がとても美味しかったので自分でも作ってみようと思い立ったんだ。九州の方で栽培される品種だそうで収穫すると価格は白米の5倍もする。秋の稲刈りの頃は黒い稲穂になるからコシヒカリの黄金色とのコントラストが面白い。話題になった「田んぼアート」ができそうだ。
私たち7人の農作グループのために無料で空いた農地を貸してくれている地主さんは、10面以上の広大な田んぼを持っていてこの連休中に田植えをやる予定らしい。その1区画のうち三分の一の50坪だけをお借りして7人の仲間の力を借りて今年も稲作をやってみようと思う。10年前にたった1坪くらいの田んぼから始めたのが次第に大きくなり今では50倍の面積になって、昨年の収穫は50キロにもなったよ。
