「箱根神社の節分祭」
今日は立春!昨日は節分でしたね。箱根神社で3年ぶり完全復活した「節分祭」が見たくて芦ノ湖に行った。湖上に突き出た赤い平和鳥居までくると大勢の人々と急な石の階段を登っていく。本殿前の広場に紅白幕が張られてそこに数百人の観客を引き入れて3年ぶりの「追儺式」(ついなしき)が始まった。赤鬼青鬼が舞台にあがると坂田の金時(金太郎)が弓矢を放ち「鬼は外!」と叫んでは豆を投げつける。退治した後は宮司さんによる「天下泰平!いやさか!」の発声に「節分祭」の参列者や一般見物人たちも皆バンザイして唱和して終了。
いや、まだ続いたんだ。鬼たちがまだ芦ノ湖で暴れているという情報で、昼食後「節分祭」の参列者は遊覧船に移動し船の上から鬼退治だ。宮司や金時たちも湖岸の「平和鳥居」まで降りてきて豆をまく。水上スキーで飛び回る鬼たちに向かって「鬼は外!」。鬼がすべて退散した後は、白装束に烏帽子姿の神官が湖面をお祓いして走り回る。これも水上スキーで片手でもなかなか上手に・・・
今日はいつもの日曜日ですが生徒たちの私立大学入試と重なるのでUG会は7日に変更しました。それで「吹奏楽と私」についてお話しします。その10回目です。
50才になってやっと転勤の機会がやってきた。それは26年前、県の採用試験で希望を聞かれたときに第一希望にあげた「沼津東高校」だった。長泉町本宿の自分の生家に一番近い高校で名門の誉れ高かったからやっと希望がかなった。部活は早速「吹奏楽部」を担当したが、生徒たちの自治意識が強く顧問と指揮者は別の存在だと考えているらしい。本校卒業生で武蔵野音大を出てプロのホルン演奏家だった「並木博美」さんが月に数回来校しては指導していた。しかしその夏のコンクールでは入賞出来なかったせいか、秋になって部長の生徒が「尾上先生、指揮やりたいですか?」と聞いてきた。私は素直に「うん、やりたい!」と答えた。その時から東高吹奏楽部の指導が始まった。 尾上
