三島商工会議所にて
「浅間大社の流鏑馬」
トレッキング100回記念の2日目は予報通り雨になったので、新緑の「富士山2合目」を歩くという計画をやめ、海を見に行って「沼津港」で「金目鯛」を食べようという話になった。途中、世界文化遺産になった「富士宮浅間大社」に寄って登山の無事を感謝した。朱塗りの見事な楼門の手前に「やぶさめ神事」の騎馬像が雨に濡れて立っている。
つい先週の「こどもの日」に大祭が奉納されたばかりだそうで、外人観光客も詰めかけてきっと大賑わいだっただろう。800年も前、源頼朝の「巻狩り」から始まる歴史をもち、15騎の武士が駆け抜ける馬から射る弓矢の的中の度合いでその年の豊作・凶作を占う神事だそうだ。前日には白馬にまたがった白衣の神職が馬場を清めて回る神事も奉納されたという。興味深いなあ・・・。
1年生NI君は前回、「進行形」と「完了形」に関する文法問題をやった。これは現在・過去・未来という「時制=テンス」の区別の仕方に対して、「動詞」の様子が「やっている最中」か「すでにやってしまっている」かで、区別する「相=アスペクト」の分け方なのだ。中学でやった「現在完了」のほかに、「過去完了」や「未来完了」もある。もう一度しっかり復習しておこう。
今日は I heard someone calling my name.(だれかが私の名前をよんでいるのが聞こえた。)を勉強した。「呼んでいる人を聞いた」ではないよ。「呼んでいる声が聞こえた」ということだ。Someone was calling my name.という「進行形」の文が隠れている。同様に、I saw him scolded by his father. (彼がお父さんに叱られているのを見た)も、「叱られる彼を見た」ではなくて、「叱られる様子を見た」という意味で、He was scolded by his father. という「受身」の文が隠れている。
3年生のTAさんは「分詞」をやった。よく理解出来ていて文法も整序問題もほぼ合格点が取れたね。英文和訳は「譲歩構文」を使う入試問題をやってみた。However とか No matter how で始まる節(どんなに〜しても)が、文頭に置くだけでなく文尾に移動したり、主文のSVの間に割り込むこともあることを知った。特に「広島大」では Mere talk to produce sentences, no matter how well formed or elegant the outcome, does not by itself constitute communication. が難しかったね。
「カンマ・カンマはカッコに入れる。」というルールAを覚えて、その部分を本当は文頭に戻せばとても理解しやすくなる。The outcome may be very well formed or elegant,が基本文で、 very を how に置き換えると文頭に移動するからNo matter で始まる「譲歩構文」が上のようにできる。「でき上がりがどんなに形が整っていて美しい文であっても、単に文章を作るためにしゃべっているだけなら、それだけではコミュニケーションを成立させてはいない」。ここでは「動詞」の may be が省略されていて余計に難しかったね。
今のところ三島教室には高1のNI君と高3のTAさんのふたりだけ。私に余裕がありすぎて、添削や解説の合間に「山岡荘八」の長編「徳川家康」を読んで待っている。あと3人くらいは大丈夫なので是非お知り合いを紹介してください。 尾上
(追記)この浅間大社の拝殿には私も昇殿したことがある。40年前のあの日も雨だった。山の仲間と前日宿泊した「佐野川温泉」の老夫婦、つまり私の実弟がここで結婚式を挙げた時のことなんだ。「東京理科大」を出て業界紙の「電気新聞」の記者をやっているときに、訪問した製紙会社のオフィス受付をやっていた美女と縁あって結婚した。
直後に彼女の実家では両親が「山梨県南部町」の裏山に温泉が湧いたので温泉宿を始めるという。弟夫婦にも協力の打診があって熟考の末「脱サラ」することになった。台所で包丁を振るうことなど私以上に経験の少なかった弟が、研究熱心の功あって温泉宿のシェフとしてもかなりの腕前になった。
東京から参加したTA君は「いままで泊まった旅館の料理ではここが一番!」と弟を喜ばした。てんぷら、刺身、ニジマスの塩焼き、土鍋でも十分すぎるのに、特注の「うなぎの蒲焼き」がなんといっても最高。まな板の上で生きた鰻をしめて割くところから自分で全てやる。食べ歩きの研究の成果で極上のタレになった!ぜひ皆さんにも味わって欲しいなあ。
温泉も評判で泉質は下部温泉と同じだそうで「湯治」を目的に清水・静岡から通ってくるお客も多い。身延線「十島駅」近くの一軒宿で、電話0556(67)3216「佐野川温泉」。「ご主人のお兄さんに英語を教わっている・・・」、と言えば「蒲焼き」がサービスで出るかもね。









