皆さん、今僕は大変晴れ晴れした気持ちでPCに向かっています。
お陰様で、極めて順調に治療が進んでいて、素晴らしい結果が出てきています。
その報告も兼ねて、ここで一度これまでの経過も含めてまとめてみます。
8月末くらいから39℃を超える高熱が断続的に続き、9月に入って行われた3ヶ所連続のライブでは、発熱と共に、とにかく今までに経験したことのない息苦しさに襲われ、時には意識が遠退くような瞬間も何度か有りました。
それもそのはずで、最初に検査を受けた医療施設から、より大きなC病院に紹介され入院したのですが、それからの数日間、SpO2の値が常時80%前後ということで、酸素吸入が不可欠だったようです。
「不可欠だったようです…」と書いたのは、その辺り前後の数日間の記憶が飛んでいて、最初の医療施設からC病院へ、C病院からこの医療機関へと転院してきた過程など、何度説明を受けても全く思い出せず、今でもまるで第三者のことを話されているような感じなんです。
ただ、やたら息苦しかったことと、C病院に入院中に平岡先生っていう若い女性Dr.が居られたことは、なんとなく覚えています(爆)。
そしてC病院からこの病院に運ばれた当初のデータによると、LDH=1300、血小板数=30,000という極めて異常な値で、胸骨と腸骨からの2度の骨髄生検でも、細胞の腫瘍化が進んでいて、骨髄液の採取すら困難なほどだったそうです。
骨髄生検による染色目視所見と、血液検査の結果を見た限りでの診断は「バーキットと見られるリンパ腫が骨髄に浸潤している状態」というものでしたが、なお詳細な病理検査の結果待ちということでした。
とにかく、リンパ腫や白血病など、いわゆる「血液の癌」に用いられる多剤併用化学療法を受けることになりました。
まず、1回目に受けた治療は「Hyper-CVAD(ハイパーシーバッド)療法」というもので、再発・難治性の悪性リンパ腫に一般的に使われるものでした(なんか名前がかっこいいですよね!)。
これは4種類の抗ガン剤を点滴で投与するもので、「シーバッド(CVAD)」という名前は薬剤の頭文字を並べたものです。
C=シクロフォスファミド(エンドキサン)
V=ビンクリスチン(オンコビン)
A=アドリアシン
D=デカドロン(ステロイド剤)
この治療が始まって間もなく、病理検査の結果が出て、病名が「B細胞リンパ腫」と特定されました。
悪性リンパ腫であることには変わりないのですが、病名が確定したことで、なんとなく気持ちが楽になった気がしました。
そして幸せなことに、抗ガン剤の副作用として一般的に予想される吐き気・食欲不振・便通障害などの症状も、全くといっていいほど現れず、ステロイド剤による心身の変動以外は、スタッフの誰もが驚いてくれるほど元気に順調に経過しました。
その後、治療による骨髄抑制に伴って当然訪れた白血球の減少時にも感染や発熱なども無く、治療結果を判定するために三度行われた骨髄生検では、前回は削り取るしかなかった骨髄が、容易に液体として採取でき、目視の段階で、ほぼ90%は叩けてるのではという担当Dr.の見解でした。
そして10月3日(金曜日)、高知大学医学部付属病院にて「PET-CT検査」を受け、その結果が昨日出ました。
それによると、臓器やリンパ節などに腫瘍組織は認められず、骨髄に僅かに怪しい部分は有るものの、おそらくそれは治療によって崩壊した腫瘍の名残のようなもの(もっと適切な説明を受けたと思いますが、この程度しか覚えていません…I先生・U先生ごめんなさい)で、結果「異常無し」というものでした。
「1回の治療でこんな好結果が出るなんて…ほんと良かったですね!!」
「堀内さんの今の状態は、ほぼ緩解と言ってもいいくらいですよ!!」
先生方の声の表情から、本当に心の底から喜んでくださってるのが伝わってきて、実はあの時、危うく涙が出そうになったんですよ、I先生・u先生・H先生(/_;)
ただ、再発防止のためにも、腫瘍細胞をできるだけ残らず叩いておく必要があるということで、従来から一般的に行われている「CHOP(チョップ)療法」にB細胞に特異的に働く「リツキサン」を加えた「R-CHOP(アールチョップ)療法」を、今週月曜日から受けています(これもパンチのありそうな名前ですよね!)。
R-CHOP療法
R=リツキサン
C=シクロフォスファミド(エンドキサン)
H=ドキソルビシン
O=オンコビン(ビンクリスチン)
P=プレドニン(ステロイドの経口剤)
そういうわけで皆さん、ワタクシ堀内佳は、担当医も驚いてくださるほどの驚異的な勢いで回復に向かっています。
これまでにも何度も書きましたが、本当に皆さんからの熱いパワーが、僕にとって大きな励みになっています。
写真に載せた千羽鶴(いや万羽鶴です)もその一つで、土佐女子高校フォークソング倶楽部の生徒達が発案してくれて始まった千羽鶴の製作が、やがて校内で大きく広がって、結局一週間で一万羽もの折り鶴になったとのこと!!
手に持った時の重みに生徒の皆さんの優しい想いを感じて、ほんとに嬉しい気持ちになりました。
髪の毛も順調に抜けてるし、相変わらず指先も感覚が鈍麻になってるけど、とにかく本当に素晴らしい医療スタッフに恵まれて、自分自身、心の底からの納得と感謝の中で、「完治」に向かって力強く真っ直ぐに進んでる実感が満ちあふれています。
「しも〜た(しまった)…心配して損をしたちや!!」って、みんなで大笑いする日も、そう遠くないかもですよ(^_^)V
今夜は良い夢が見られそうです。
それではまた次回まで。
